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チベット教に注目・セックスを修行

最大宗派であるゲルク派の密教修道論としては、本尊と自分を一体のものとして観想する本尊ヨガがあり、死の過程を悟りに至るチャンスと捉えた出会い修行法も特徴的である。他にも、カギュ派のマハームードラ、ニンマ派のゾクチェンなど、各派に特徴的な密教の修行法がある。

後述の歓喜仏のイメージなどから、一部でセックスを修行に取り入れていると誤解されている向きもあるが、これは相当昔のことであり、結果として退廃を招いた反省から、中世にはセフレゲルク派を中心とした宗教改革が行われて禁じられた(後述)。その影響が各派に及び、現在はあくまで観念上の教義として昇華され、なおかつ一般の修行と教学を修得した者のみに開示される秘法とされている。このような呪術的、性的な要素については、実際的な行法としては禁止されたものの、その背景にある深遠な哲学自体は改革派においても認められたため、教学および象徴的造形としては残されたということに留意すべきである。現在では全体として神秘主義的な修法よりも、公案(問答)のような言語的なコミュニケーションと哲学的思索が重要視されている。


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